いよいよメインイベント!
第57回なまはげ柴灯(せど)まつりに向かいます。
本当に来てよかった、また来年も来たい!
と思える素晴らしいお祭りでした。
会場までの乗り放題券をバス車内で購入。
1000円なり。
バスで20分ほど。
バス停からは会場まで10分ほど歩きます。
提灯がずっと灯っていて、いい雰囲気です。
途中に食べ物の出店もありますが、的屋はなく、地元の名物が出店されているようでした。
お祭り中はプログラムの見学で目が離せないので、お宿で食べてくるほうがゆっくり楽しめそうです。
鳥居をくぐって、石段を上がります。
狛犬?さんにも雪がつもってます。
会場に着くと、もう始まってました!
18時開始で、会場には18:10頃到着。
まずは、神主さんが来訪神であるなまはげさんを迎えるための儀式をします。
こちら、神主さんが踊っているんです。
舞いながらお祈りするの、明るくていい感じでした。
この湯釜のお湯を使いながら、お祓いをしてました。
巫女さんがお祈りを捧げます。
有料観覧席があります。
ひとり1000円、当日余りがあれば会場で購入可能。
立ち見ですが、少し高くなっていて、上の方から全体像をよく眺められます。
このあと、男鹿の若者がなまはげのお面をつけ、なまはげさんになる儀式が行われました。
山の方で行われていたので、よく見えませんでした。
ちなみに、会場には大きなモニターがあり、モニターでも確認可能です。
なまはげさんたちが山から降りてきます。
最初はワラ姿が自然と同化していて、よくわからず、近づくにつれてどんどん迫力増してきました。
次は、大みそかに男鹿の各地で行われるなまはげ訪問の様子を実演。
まずは案内人が「そろそろなまはげさんやってきますよー。お家に入っても大丈夫?」と確認した後に、「いいよー」と言ってくれたお宅のところにシコを踏みながらやってきます。
このシコの「ドンドンバタバタ」が、厄払いになるそうです。
なまはげさんにお供えの料理と、お酒を振る舞いながら、この一年の振り返りを行います。
けっこう真面目に会話していて驚きました。
今年の田畑の取れ高はどうだった?
宿題ちゃんとやってるか?
ばっさま大事にしてるか?
などなど。
しかし、なまはげさん、かなりの情報通で、事前情報をたんまり持ってきています。
ごまかしてたりすると、
「こうだときいたどー!」
とお叱りが入ります!
怠け心を戒め、相手を大事にすることを教えてくれる、大事な習慣、文化です。
毎年の年末にこのように地域のつながり、対話を持ち合う行事こそ、世界遺産にふさわしい文化だなーと感じました。
お焚き上げの前で、なまはげさんの舞。
有料席、せっかくだから買ってしまいました。
なかなか見やすいです。
なまはげ太鼓!
かっこよくて、ライブ感すごかったです。
クールなドラマーだせ!
ハートゆさぶられました!
なまはげさんたちがたいまつを持って下山してきます。
太鼓の流れからライブは引き継がれていて、会場のボルテージはMAX!
こんな感じで近くを練り歩きます。
このときは有料席(出入り自由、指定なし)から降りて、地面でお迎え。
いろんな顔のなまはげさんに出会えます!
次は、なまはげさんが神主さんからお供えのお餅を貰う儀式です。
しかし、このお餅はなかなか粘りが強く、なまはげさんは何度か手にしようと試みますが、石段を5往復くらいしながら、やっと手にします。
このあとは里山のなまはげさんたちが集まり、記念撮影大会です。
お気に入りのなまはげさんに
「一緒に撮ってください!」とお願いすると、超フレンドリーに応じてくれます。
地域によって、なまはげさんの顔は変わります。
個性的でとても楽しいです。
会場賑わってます!!
この記念撮影会の間に、振る舞い餅を配っていたのですが、撮影に気を取られて、お餅は配布終了となってしまいました。
2時間も寒くて見てられるかなー?
と心配だったけど、ほんとあっという間だった。
寒さ対策ばっちりしてきたので、大丈夫。
会場情報として、
トイレは仮設が2つです。
みんなお祭りに夢中なので、5人くらい並んで入れる感じでした。
そして、お神酒を1000円で飲み放題という嬉しい催しもあります!
秋田の地酒が10種類以上用意されてて、注文した銘柄を特製升に注いでくれます。
人気の銘柄はすぐに売り切れてました。
バスで宿に帰ります。
数台待機していて、満員になり次第出発です。
そんなに待たずに出発しました。
ライブの興奮感、すごいです。
たいまつの灯りも雰囲気あり、賑わいもあり、大切な文化も感じられ、
日本のお祭りって、とても素晴らしいと感じました。