yellowproud’s diary

地球は宝石箱☆海、花、野菜、動物たちとの地球での出会いや旅の記録。

「どうする家康」をめぐる旅 Day2@静岡 可睡齋、油山寺、法多山、清龍寺、小国神社

2023/5/13 徳川家康公ゆかりの地を訪ねる旅の2日目。静岡県袋井市遠州三山を中心に巡ります!

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浜松ステーションホテルで迎える2日目の朝。

ホテル1階の居酒屋たんとさんの手作り朝ごはんです。

昨日食べてお気に入りの遠州ポークしゃぶしゃぶを中心に。

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海苔も風味豊かで美味しい。

夜の居酒屋メニューを再現☆海苔の上にごはん、しらす、たくあん、浜納豆(納豆を乾燥させた浜松名物の保存食)を乗っけて食べるの、いい感じです。
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「青果市場で遠州の旨いもん、遠州人の誇りを知り、それを伝えたくて店を始めたんだ。人の輪を作りたかったんだ。目指しているのは、遠州の誇りを伝えるフードビジネスだ!」

たんとの社長さんの熱い想いがサクセスストーリー漫画に描かれてました。

面白くて美味しいお店なので、応援したいです!
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まずは天竜区にある清龍寺に行きます。

徳川家康の嫡男、松平信康の菩提を弔うために建てられたお寺。

お寺自体には駐車場は無いので、観光用に開放されている二俣小学校前駐車場に停めて、5分ほど歩きます。
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この右側からも入れるようですが、ちょっと生い茂っているので、もう少し先をいってみます。

金の生る木の伝え、という看板。こちらも家康さんの教えだそうです。

「なにごともほどほどに 慈悲深く 正直に」が幹で、

「油断がない、家族なかよく、がまん強い、からだを大切に、決断力がある、金を使わない、早起き、稼ぎ」が枝。
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金の生る木の伝えは石碑にもなっている。

遠州の産業が有名なのはこの伝えがあるからかも?!
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本田宗一郎記念館。HONDA創業者の本田さんの地元はこのあたりのようです。

気になったけど、まだ開館してなかったのでまたの機会に。
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松平信康さんの説明石碑。敵方の武田との内通を疑われ、信長に切腹を命じられた、とあります。f:id:yellowproud:20230604212335j:image

お賽銭を竜の口に入れるの、面白いですね〜。

お腹?まで到達した時の音色がより響いてました。
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雰囲気のある池
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ぐるりと回って滝の方まで歩けます。
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お花が咲いてる
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では、本殿に行きましょう。
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井戸櫓。初めてみたな〜。
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こんな感じで登ってきました。

あいにくの雨だったので写真の露出は上げてます。

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本殿もひっそり静かです。
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家康公お手植えのミカンの種から増やしたミカンの木。

静岡県指定の天然記念物になっています。
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こちらは本田宗一郎さんのゆかりの地。

お昼ご飯を早く食べたいがために、正午を告げる鐘を30分早く鳴らして、まんまとごはんを食べた、

という。ゆかりというか、いたずらっ子エピソードですなぁ。
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お寺にはお手洗いはなかったのですが、本田宗一郎記念館の横には公共のお手洗いがありました。冷たい雨で体が冷えてしまったのでとっても助かりましたー!

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お次は、遠州三山のひとつ、可睡齋(かすいさい)という寺院です。

徳川家康公ゆかりの禅寺、と入り口にもばっちり書いてある。

とても立派で広いお寺でした。

近くの有料駐車場に停めて散策。

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入り口前はこんな感じでお店もあります。
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階段、上り坂多いのでスニーカー必須です。
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可睡斎の由来は、徳川家康公が話している時に、和尚がうとうとしているのを見て、その昔に家康公が戦乱から救われたよしみで「眠って構わんよ〜」と睡眠を許可され、可睡和尚となり、「可睡斎」なんだとのこと。
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しかも、こちらの寺院、ランクとしては子会社のような位置だったのに、家康公のご指名で格上げになり、親会社のような立ち位置になったとのこと。十万石の待遇も。

お寺の世界でも下剋上ってあるのね。
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不思議な空間に見えるけど、なんと、ここにずらりと風鈴がかけられるそうです。

素敵なポスターをみたけど、浴衣で歩いて写真撮りたーい!
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面白い絵馬発見!

「海賊王になれますように」ではなく、

「海賊王に俺はなる!!」と言いきりで意思表示しましょう、という絵馬。f:id:yellowproud:20230604222850j:imagef:id:yellowproud:20230604222809j:image

迦楼羅(カルラ)さん発見!

奈良以外で迦楼羅さん見るの初めてかも!
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御真殿。火防祈願!
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奥のほうに行ってみます。
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家康公 出世六の字穴

戦国時代、武田に追われた家康公がこの穴に隠れて命拾いしたと伝えられる洞窟。

その後、家康公が出世したことから名所になった。

逃げ隠れた穴、というより、出世の穴。言い方大事だ~。
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この穴があったからこそ寺院は、徳川幕府より駿河遠江三河・伊豆の寺院を総括するポジションになったのだ。可睡齋にとっても出世のきっかけになったところってことだ~。
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出世祈願で入りましょう。

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観光向けにライトアップされています。

人が2~3人入るかな、という感じです。隠れている間は恐怖だったろうな。。

遠州エリアはほかにも徳川家康公をかくまったところがあるらしいですが、遠州で暮らす方は「あの家康公を我々が救った」と誇りをもっていると聞きました。

「どうする家康」のドラマのコンセプトも、周りのみんなからサポートされる家康公を描いていますが、出世には、サポートされることが大きな要素なのかもしれない。
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可睡齋全体的にですが、こちらの穴にも手すりがあるように、観光しやすいよう、整っている印象でした。
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お天気だったら景色もっと良かっただろうに~
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いっぱい屋根があるところを見ると、本当に立派なお寺です。
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館内も拝観します。

こちらは座禅体験ができるところ。落ち着いた雰囲気。しかし、広い!
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風鈴の準備中。
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東司(とうず)。日本一のお手洗い。

利用可能ですが、男女兼用のため、見学だけ。すっごい立派。

トイレの神様のお札も販売されてました。
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遠州の小京都、遠州三山。

青もみじめぐり、いいコンセプト。たしかに、さわやかで、まあるい葉っぱとは違う複雑な木漏れ日感が良いです。
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なんだかんだと1時間半くらいお参りしていた。

寺スイーツ第一弾!精進アイス。豆乳のアイスです。

黒ゴマ味をいただきました。
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もっちりアイス、でも、さっぱりの味わい。アンコもおいしい♪

ワッフルコーンであることも嬉しいポイント。
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遠州三山の2か所目は、油山寺(ゆさんじ)。目の霊山でもあり、健脚祈願でも有名です。
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重要文化財の山門をくぐり

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視界いっぱいに広がるのは青もみじ!

雨も艶感が増して良いかも。きれいです!
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奥の薬師堂まで歩いてみようかな~という方は杖をおすすめします。
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宝生殿。不動明王様もいらっしゃいます。拝観して、ごりやくめぐりをしてみます。
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拝観のみどころ、たくさんありました。

多くの方が目の祈願を奉納していたのが印象的です。
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では、天狗谷のほうを歩いて薬師堂に行ってみます。

空気が澄んだ、気持ちの良い散策です。
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それがこれが、結構歩くんですわ。スニーカー必須。
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油山寺は滝行もできるとのこと。こちらが「るりの滝」。
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優しい水量の滝で、滝のふもとまでの足元も確保されているようです。雨なので写真では濁ってしまっていますが、これなら滝行してみたいなと思いました。
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竜神様も見守っています。
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薬師堂までとどめの階段?!まだまだ続きます。
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登り切った!と思ったら、まだ階段あるんかい~。

杖、あると支えになるんですよ~。
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三重塔。国指定文化財です。
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はるばる来ましたよ、薬師様。f:id:yellowproud:20230610063322j:image

たくさん歩いてお参りしたので、エネルギー補給!

寺スイーツ第2弾♪ ごりやくまんじゅう
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おいしいおまんじゅうでした。

冷たい飲み物しかメニューにはなかったのですが、ちょっと冷えてしまったので温かい甘酒を作ってくださいました。お店の方の温かさが染みる~。ありがたや。
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遠州三山の3か所目。法多山 尊永寺へ。

こちらは沿道にたくさんの駐車場があります。近いところは有料。
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お店も連なっています。

看板に「だんご屋は境内中央付近」と書いてあるほど、おだんごが名物。
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ひらけた印象です。法多山も広いです!
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新緑いっぱい!
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この日は何段登ったんだ?というくらい階段祭り。
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登っている間にだんだん雨が強まって、しまいには土砂降り!

急いで本殿まで駆け上がり、雨宿りさせてもらいました。
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こちらに1時間くらい滞在。ベンチがあって助かりました。なかなか雨やまないな~。

おみくじ引いたりしながら過ごす。
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おみくじ

「このみくじにあう人は、勢いに任せて危うきことを好み、人よりは格別の名をあげ、大いに金銀を儲けんとする気性なれど」

って、ストレートすぎるよ!その通りでございますが。。はい~。

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ちょっと雨が弱まったところで先に進みます。

二葉神社。女性の願いをかなえる神社。

遊郭に祀られていて、そこで働く芸妓や娼妓、カフェの女給たちがお金を出し合い建立されたが、遊郭の解体に伴い、法多山が引き継いだそうです。

働く女性の守り神様、というところに心が留まりました。
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お花がなごみますな。

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やってまいりました!だんご屋さん!
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券売機があるほど、名物なのだ。f:id:yellowproud:20230610070403j:image

徳川の将軍様にも献上されたお団子。

おみやげコースで購入。宿泊先のグランピングでゆっくり食べました。
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雨が強くなかったらもうちょっとゆっくりめぐりたかったけど、次の行程もあるので、このあたりで退散。
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この日最後の観光スポット。小国神社

道のかなり手前から駐車場があったけど、今回は神社の目の前に止められました。

すごい人気の神社のようです。
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神社は遅めの時間でも参拝できるのがありがたい。16:40頃。

神聖な空気が流れてます。
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夕方頃でもぽちぽちお参りにきている人がいました。

晴れてたらもっと賑わってたかも。
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徳川家康公の立ち上がり石。

家康公は小国神社で戦勝・開運を祈願し、犬居城攻略の際に立ち寄って参拝し、この石に腰かけて休息された。

その後、天下統一の大願を叶えたことから「立ち上がり石」と伝わった。
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こちらが立ち上がり石。
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小国神社にはことまち横丁というお店が数件並ぶいい感じの雰囲気のところがありますが、もう17時前、ほぼ営業終了していました。
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今日もたくさんめぐった~!!

 

同じ森町エリアのグランピングに今回は宿泊!

リバウッドリゾートさん♪宿泊記は別ログにて☆
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